Anal Fissure Treatment | The LV&SOS Technique
Without Sphincter Incision

きれ痔(裂肛)の治療

括約筋を切らずに治す「LV&SOS法」

SELF CHECK

こんな症状は
ありませんか?

お尻を押さえる女性

次のような症状があれば、きれ痔(裂肛)が慢性化しているサインかもしれません。

  • 排便時に鋭い・焼けるような痛みがある
  • 排便後もしばらくズキズキ痛む(内括約筋の痙攣によるもの)
  • 紙に少量の鮮血が付く
  • 便が以前より細くなった
  • 痛みを避けて食事の量が減ってしまった
  • 同じ場所が繰り返し切れる・なかなか治らない/肛門が狭く感じる

ABOUT

きれ痔(裂肛)とは

裂肛(切れ痔)の位置を示す断面イラスト

きれ痔(裂肛)は、硬い便の通過や勢いのある下痢などによって、
肛門の出口付近の皮膚(肛門上皮)が切れた状態です。

痛みに敏感な部位のため、排便のたびに強い痛みを感じるのが特徴です。

急性裂肛と慢性裂肛の
違い

急性裂肛

浅い傷の段階です。生活習慣の改善と薬による保存的治療で治りやすい状態です。

急性裂肛の位置を示す断面イラスト

慢性裂肛

傷の痛みで内括約筋が緊張(攣縮)し、血流が低下して治りにくくなった状態です。放置すると、見張りいぼ・肛門ポリープ・潰瘍・肛門狭窄へと進行します。

慢性裂肛(肛門ポリープ・肛門潰瘍・皮膚の突起・狭窄)を示す断面イラスト

裂肛の分類

症状の進行とともに、早期、中期、後期、晩期に分類されます。

裂肛早期

紙に付く程度の出血と排便時の痛み

裂肛早期のイラスト

裂肛中期

肛門が狭くなり排便後も痛みが持続

裂肛中期のイラスト

裂肛後期

肛門狭窄による排便困難、排便時と排便後の持続痛

裂肛後期のイラスト

裂肛晩期

肛門狭窄による排便困難、
排便時と排便後の耐え難い痛み食事回避

裂肛晩期のイラスト

きれ痔の原因

きれ痔の原因のイメージ(便秘・下痢・ストレスなど)

主な原因は、硬い便(便秘)や勢いのある下痢による物理的な傷です。

さらに、痛みによって内括約筋が過度に緊張すると肛門が締まり続け、傷の血流が悪くなって治りにくくなる悪循環が起こります。

Why Anal Fissures Become Difficult to Heal

きれ痔が治りにくくなる理由

お尻の痛みを訴える男性と医師

慢性化したきれ痔が手強いのは、「傷」と「狭さ」の2つが同時に起こるためです。
繰り返し切れることで傷の周囲が硬く盛り上がり(周堤)、難治性の傷になります。

さらに内括約筋の緊張が続くと肛門が狭くなり(肛門狭窄)、硬い便が通るたびに再び切れる悪循環に陥ります。
治療では、この「硬くなった傷」と「肛門の狭さ」の両方にアプローチすることが重要です。

What happens if you
leave hemorrhoids untreated?

きれ痔を放置すると
どうなる?

軽い急性のきれ痔は保存的治療で改善しますが、慢性化すると手術が
必要になることがあります。

肛門狭窄が進むと便が出にくくなり、
強く力むことでさらに悪化します。
潰瘍や痔瘻(あな痔)に
つながることもあります。

痛みや出血が続く場合は、
早めにご相談ください。

肛門科は本院(八王子)と
新宿院で受診可能です。
痔でお悩みの方は、
まずは診察にお越しください

肛門科受診の約8割は薬で治ります。
手術が必要な方は約1割です。

八王子クリニック本院
診療予約

JR八王子駅5分 京王八王子駅7分

受付日時

午前10:00〜12:30

午後16:00〜17:30

休診日

火・祝(日曜は第1・第3のみ/午後は形成外科のみ

※日帰り手術のご予約はお電話のみで承ります

※緊急の場合は予約なしで診療いたします(本院)

ご予約方法は
医院によって異なります

メニュー WEB 電話 LINE 備考
本院
(初診・再診)
痔の日帰り
手術 ※
電話
のみ
手術枠は電話のみ。
診察は肛門科枠で
web可

Hemorrhoid Treatment at
Hachioji Clinic
“Clamp Laser Method”

八王子クリニックの
きれ痔治療
「LV&SOS法」

当院では、慢性のきれ痔や肛門狭窄に対して
独自のLV&SOS法を行っています。
括約筋を切らずに、傷の硬い部分と肛門の狭さの両方を改善する、体への負担を抑えた
日帰り手術です。

LV&SOS法とは

硬く盛り上がった傷の部分(周堤)をCO₂レーザーで蒸散させ、緊張した括約筋を切らずにやさしく過伸展(ゆるめる)する治療法です。
括約筋を切離しないため、肛門の機能を温存しながら、難治性の傷と肛門狭窄の両方に対応できます。

CO2レーザーで周堤を蒸散させるイラスト
緊張した括約筋を過伸展させるイラスト

「焼灼」と「蒸散」の違い

焼灼(しょうしゃく)が組織を焼き固めるのに対し、蒸散(じょうさん)は組織を気化させて取り除くため、周囲へのダメージを抑えられます。
これにより、術後の痛みや治りの早さに配慮しています。

こんな方が対象です(適応)

主に、痛みが続く慢性裂肛、便が細くなる肛門狭窄を伴うきれ痔、出血が治らないきれ痔が対象です。
急性で軽症の場合は、まず保存的治療からご提案します。

LV&SOS法が選ばれる理由

主に、痛みが続く慢性裂肛、便が細くなる肛門狭窄を伴うきれ痔、出血が治らないきれ痔が対象です。
急性で軽症の場合は、まず保存的治療からご提案します。

Comparison
with Other Treatments

他の治療法との比較

急性・軽症では、便をやわらかく保つ緩下薬や血行改善薬、軟膏・坐剤による
保存的治療が基本で、
約8割の方が手術をせずに改善すると
されています。

一般的な手術としては、緊張した内括約筋の一部を切る側方内括約筋切開術(LSIS)や、
狭くなった肛門を広げる皮膚弁移動術
(SSG)があります。

LSISは高い治癒率が報告される一方、まれに便失禁が起こる可能性が指摘されています。
当院のLV&SOS法は
括約筋を切らずに行うことで、
この機能面のリスクに配慮しています。

比較表

LV&SOS法
(レーザー蒸散+括約筋過伸展法)
LSIS
(側方皮下内肛門括約筋切開術)
SSG
(皮膚弁移動術)
CAD
(制御下肛門拡張)
内容 難治創となった周堤・潰瘍部を蒸散して除去し、狭窄した内肛門括約筋を規定に準じて拡張する手術 裂肛そのものを切除するのではなく、内肛門括約筋を必要最小限切開し、肛門狭窄を改善、緊張を解除して血流を改善する手術 慢性裂肛で硬くなった瘢痕組織を整え、近くの健康な皮膚をスライドさせて裂肛部を覆い、肛門出口を広げる手術 狭窄状況を確認し、指で徐々に肛門を拡張する。2~3指が無抵抗で入る状態をゴールとする。狭窄が強い場合は、CAD単独はNG。
手術デバイス CO2レーザーメス メス・電気メス メス・電気メス なし
手術適応(狭窄) 有~高度 有~高度 有~高度 軽度~有
手術適応(瘢痕) × ×
再発頻度 きわめて低い 低い 低い やや高い
傷の縫合 なし あり あり なし
痛み ほぼなし 軽〜中 中〜強
肛門機能への影響
(便漏れ)
なし 技量に依存 ほぼなし 低い
日帰り・入院 日帰り 日帰り 日帰り〜入院 日帰り
日常生活の復帰 翌日 数日~1週間 1~2週間前後 翌日~数日
治療までの期間 3週間 2~4週間前後 3~4週間前後 1~2週間

慢性裂肛の治療は、歴史的に瘢痕組織(周堤)の除去から、肛門狭窄の解除による肛門内圧の改善により血行改善することで自然治癒させる術式となっていきました。
これは傷を切除するという矛盾的な側面があり、SSGにおいても瘢痕組織を整えるという形になっています。
当院のLV&SOS法は、CO2レーザーメスによる新たな治療概念の「蒸散」を用い、瘢痕組織(周堤)を蒸散して消失させることができます。
同時に、肛門狭窄も解除するため、肛門拡張も適正化され、術後のリスクもほどありません。最も安全に根治する術式となっています。

Surgical Photos

LV&SOS法の
症例写真

硬い便と下痢を繰り返している。排便時の痛みと排便後の痛みが半日以上持続する。

  • 裂肛手術前の症例写真

    ①手術前

  • 周堤を蒸散後の症例写真

    ②周堤を蒸散

  • 手術直後の症例写真

    ③手術直後

  • 手術翌日の症例写真

    ④手術翌日

  • 手術後3週間の症例写真

    ⑤手術後3週間

2箇所に裂肛を認めた。日常で硬い便と便が細くなっているのを感じた。排便後は2時間ぐらい痛みが持続した。

Life After Surgery and Downtime

手術後の生活・
ダウンタイム

日常を歩く女性のイメージ

日帰り手術のため、当日中にご帰宅いただけます。翌日からは通常の生活が可能です。飲酒・刺激物・激しい運動は術後2週間ほど控えてください。再発予防には、便をやわらかく保つ排便コントロールが最も重要です。

Cost of Anal Fissure Surgery

きれ痔手術の費用

健康保険が適用されます。
3割負担の場合の目安は次のとおりです。

区分 費用の目安
(3割負担)
主な対象
保険
診療
約40,000〜50,000円 肛門狭窄を伴わない場合 など
自由
診療
380,000円
(税別)
肛門狭窄を伴う場合・複雑な症例 など

※症状や検査内容により費用は変わります。

Lifestyle Habits to Prevent
Anal Fissures and Recurrence

きれ痔の予防・再発を
防ぐ生活習慣

お腹に手を当てる女性のイメージ

きれ痔の約8割は、手術をせずに「排便コントロール(便をやわらかく保つこと)」で改善するとされています。

治療後の再発予防にも生活習慣が欠かせません。

食物繊維と水分を十分にとる、便秘や下痢を防ぐ、排便時に強くいきまない、肛門を温めて血行を保つ、規則正しい排便を心がける——これらがきれ痔の予防につながります。

FAQ

よくあるご質問

きれ痔はなぜ女性に多いのですか?

(回答が入ります)

きれ痔を放置するとどうなりますか?

硬い便などをきっかけに生じた浅い裂肛(急性裂肛)を繰り返すと、慢性裂肛へと進行します。さらに裂け目が深くなり、粘膜層から肛門括約筋にまで達すると肛門潰瘍となり、自然治癒は困難になります。

この段階では、肛門狭窄による排便困難や、排便時・排便後の強い痛み、排便への恐怖から食事を控えるようになるなど、日常生活に大きな支障をきたします。

LV&SOS法は痛くないですか?

LV&SOS法の術後の痛みは、ほぼ0〜わずかです。肛門括約筋を切らずに機能を温存する、手術侵襲(体への負担)の小さい術式です。

他の手術法とLV&SOS法の違いは何ですか?

従来のSSG法は難治創に強い一方で手術侵襲が大きく、LSIS法は肛門狭窄に有効ですが括約筋を切るリスクがあります。LV&SOS法は、難治創と肛門狭窄の両方の問題に対応でき、手術侵襲が小さいことが特徴です。

当院では、安全性・根治性・術後の快適さを両立したLV&SOS法を第一選択としています。

きれ痔の手術費用はどのくらいかかりますか?

健康保険が適用される場合(肛門狭窄のない裂肛)、3割負担の方のご負担は約4〜5万円です。肛門狭窄を合併している場合や裂肛が複数ある場合は、LV&SOS法による自由診療となり、費用は25〜38万円前後(対象術式の表示価格は380,000円・税別)です。

きれ痔の予防方法を教えてください

きれ痔の約8割は、排便のコントロールによって改善します。予防のポイントは、①お風呂でしっかり温まる ②シャワートイレの使いすぎに注意する ③立ちっぱなし・座りっぱなしに注意する ④下痢や便秘に気をつける ⑤アルコールと刺激物はほどほどにする ⑥便意があるときに我慢せず排便する、の6つです。

LV&SOS Treatment Process

きれ痔の
日帰り手術の流れ

初診から術後の通院まで、次の流れで進みます。

  1. 初診・診察の様子

    STEP1 初診・診察

    問診のあと、肛門鏡で診察します(麻酔ゼリーを使用し、痛みはほとんどありません)。急性か慢性か、肛門狭窄の有無を確認し、治療方針をご説明します。軽症の場合は、まず保存的治療から始めます。

  2. 手術当日の様子

    STEP2 手術当日

    問診のあと、肛門鏡で診察します(麻酔ゼリーを使用し、痛みはほとんどありません)。急性か慢性か、肛門狭窄の有無を確認し、治療方針をご説明します。軽症の場合は、まず保存的治療から始めます。

  3. 回復・帰宅のイメージ

    STEP3 回復・帰宅

    院内で安静にしたのち、当日中にご帰宅いただけます(日帰り)。

  4. 術後の通院の様子

    STEP4 術後の通院

    経過観察と、再発予防のための排便コントロール指導を行います。翌日からお仕事に戻れます。

Supervising Physician
and Treatment Results

監修医師・治療実績

井藤尚文医師

この記事の監修者

井藤 尚文

医療法人社団斗南堂理事長
八王子クリニック本院院長
株式会社斗南堂代表取締役社長
クランプトレーザー法(スリーパーツ法) 考案者

痔・肛門科の日帰り手術を専門とし、累計約30,000例の治療に携わる。

日本人の約3人に1人が経験するといわれる身近な病気です。しかし「恥ずかしい」「手術が怖い」という思いから受診をためらい、症状を悪化させてしまう方が少なくありません。
当院では「肛門科を受診される方の約8割は、生活改善と薬で良くなる。
手術が必要な方は約1割」とお伝えしています。まずは正しく知っていただくことが、最初の治療です。
手術が必要な場合も、私たちは独自に開発した低侵襲術式により、日帰りでの根治を実現しています。患者さんが一日でも早く、痛みや不安のない日常へ戻れること。それが私たちの使命です。

最終確認日:2026年6月25日

監修者プロフィールを見る

肛門科は本院(八王子)と
新宿院で受診可能です。
痔でお悩みの方は、
まずは診察にお越しください

肛門科受診の約8割は薬で治ります。
手術が必要な方は約1割です。

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受付日時

午前10:00〜12:30

午後16:00〜17:30

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火・祝(日曜は第1・第3のみ/午後は形成外科のみ

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